姑との同居のコツ 姑と同居歴20年以上で学んでいること。

姑と同居するためのコツを伝授します。苦しい嫁の気持ちに寄り添います。

夫の決断

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毎週のように親戚が来て、
お坊さんも月に一回来て、
そんな生活が3年続いた。

家にいることが苦痛だったので、
2年目からは働きに出ていた。
外に出ると気が紛れた。

だけど、赤ちゃんが生まれるのを機に仕事を辞めていた。
ずっと家にいる生活。

私は不動産のホームページを眺めては、
こんなところに住めたらいいな、
と夢見ていた。
今の家は夫が結婚直前に親のために建てた家。
30年ローンは残るが、
私の趣味はひとつも反映されていない。

あるとき、不動産屋のホームページに、
建築デザイナーがデザインした賃貸の一戸建てを見つけた。
ここから高速で1時間以上かかる森の中の一軒家。
シンプルでモダンでかっこよくて、
どの窓からも緑が見えた。
田舎だから家賃も手頃だった。

「ためしに見に行ってみようか」
夫が遊び心で提案して、ドライブがてら二人で出かけた。
田舎の一本道の先にあったその家。
車から出ると、濃い酸素に包まれた。
「いい空気だねえ!」
「こんなところで子供を育てたら良いだろうねえ」
「さあ、帰ろうか」

私は建物探訪のような気持ちでいた。
今住んでいる家は「実家」なのだから、引っ越せるわけもない。
ところが夫は、ここに住むことを決めたのであった。

親戚一同には全て事後報告。
ア然とする親戚を振り切って引っ越しした。
姑はついて来たが、親戚は毎週のようには来れなくなった。
お坊さんも断った。

私に対する親戚からの風当たりは強くなったが、
なんのその。
そこから少しずつ、風向きが変わって来た。